⑴広域避難場所としてのけやき運動場の改修、及び小川西グラウンドの人工芝化の問題点について

 

質問要旨

 上水本町6丁目にあるけやき公園は、農林水産省家畜衛生試験場だった土地を国分寺市が無償貸与や払い下げで譲り受け、けやき運動場などを含む防災・スポーツ公園として昭和60年に開設しました。開設にあたり、国分寺市と小平市は、昭和57年4月に協定書を結び、公園は一般開放とすること、災害時の避難場所として上水本町地域の住民も利用できるものとすること、などが取り決められました。この協定に沿って、けやき公園は小平市都市計画上の近隣公園に指定され、小平市の広域避難場所にもなっています。けやき運動場は、これまで団体利用がないときは近隣住民が自由に中に入ることができ、ボール遊びなどに気軽に利用していましたが、今年5月から国分寺市はけやき運動場に人工芝を敷き、運動場周囲に高さ10~14.9メートルの防球ネットを張り巡らす工事を始めました。これに対して上水本町の住民から、広域避難所や近隣公園としての機能の低下を懸念する声が挙がっています。 

  一方、小平市は小川西グラウンドの人工芝化を検討しており、今年度は検討資料を作成しています。小川西グラウンドも小平市のいっとき避難場所に指定されており、人工芝には環境や健康上の観点からの問題点も指摘されています。

 

1.けやき運動場に高さ10メートル以上の防球ネットを張り巡らすと、周辺住民は管理人に鍵を開けてもらわなければ中に入れず、管理人が不在の夜間は中に入ることも困難となります。今年9月の台風時には、千葉でゴルフ場のポールが倒れ、周囲の家屋や駐車中の自動車が損壊し、20代の住民女性が重傷を負う事故もありました。高さ10メートル以上の防球ネットを張り巡らすことは、広域避難場所にふさわしくなく、広域避難場所としての機能を低下させるのではないか市の見解をうかがいます。 

 

(小林市長)

 初めに、広域避難場所としてのけやき運動場の改修及び小川西グラウンドの人工芝生化の問題点の第1点目の、けやき運動場の広域避難場所としての機能でございますが、広域避難場所は地域における火災が拡大し、いっとき避難所や避難所では危険であると判断される場合に、輻射熱や煙を回避し、安全が確保できる場所に対して指定しております。

 施設管理者である国分寺市からは、けやき運動場の改修工事は機能向上や老朽化対策及びバリアフリー化を目的としており、広域避難場所の指定も継続していく考えであるとうかがっていることから、小平市といたしましても、広域避難場所としての機能に支障はないものと認識いたしております。

 

(水口かずえ)

 まず、けやき運動場及び小川西グラウンドの人工芝生化についてです。1点目です。広域避難場所は、災害対策基本法に基づいて市長が指定しているものですが、同法施行規則において、地震が発生した場合において、人の生命または身体に危険を及ぼすおそれのある建築物や工作物その他のものがないことが規定されています。高さ10メートル以上のポールは、地震が発生した場合において人の生命または身体に危険を及ぼす建築物には当たらないのでしょうか。 

 

(河原危機管理担当部長)

 現在、災害対策基本法におきましては、指定緊急避難場所と指定避難所の指定がされております。その中では指定緊急避難場所とはならないんですが、広域避難場所というものについては、法律の中では規定はないんですが、その中ではそのような形のところはなく、市長答弁でいたしたしました通りですね、(しばし間が空き)いっとき避難場所から、危険だと判断される場合にですね、安全を確保できる場所として、施設管理者の了解のもと指定しているものでございます。

 

(水口かずえ)

 災害対策基本法の施行規則で、地震の場合に生命または身体に危険を及ぼすおそれのある建築物は建ててはいけない、と書いてあったと思うのですが、ポールっていうのが危険性が高いものに当たるのではないかと思って質問させていただきました。そこをご確認お願いいたします。

 

(河原危機管理担当部長)

 我々といたしましては、いっとき避難場所については、先程の答弁の繰り返しになりますが、安全が確保できる場所として指定管理者の了解のもとに指定していると、そういうものでございます。

 

2.夏季の晴天時に、天然芝の表面温度は 40℃以上にはならないが、人工芝の表面温度は 60~65℃まで上昇すると指摘した論文があります。また、人工芝は難燃性樹脂を使っていても不燃ではなく、燃えたら有毒なガスを発生します。冬季には、人工芝の上では、たき火で暖を取ることもできません。広域避難所やいっとき避難場所に人工芝はふさわしくないのではないでしょうか。市の見解をうかがいます。 

 

(小林市長)

 広域避難場所の人工芝生化でございますが、東京都におきましても、都内にある人工芝の運動場を広域避難場所として指定しており、問題はないと認識いたしております。

(水口かずえ)次の質問です。人工芝なんですけれども、燃える可能性があるものということで。市長答弁にもあったように地震によって火災が発生し、危険と判断される場合に、輻射熱や煙を回避し安全を確保する場が避難場所なんですけれども、都内で例があるというお答えでしたけれども、都内で例があるとしても、人工芝というものが燃える可能性があるものであって、それをわざわざ避難場所に敷くというのは問題があるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

 

 (河原危機管理担当部長)

 また繰り返しになりますが、小平市といたしましては いっとき避難場所の指定でございますが、危険であると判断された場合にですね、逃げるということができる安全の場所を確保するためにですね、施設管理者の了解のもと指定しているものでございます。以上でございます。 

 

(水口かずえ)

 答弁でおっしゃった施設管理者というのは国分寺市を指しているのでしょうか。小平市としてやっぱり小平市の市民の安全を確保するためにきちんと検討する必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 

(河原危機管理担当部長)

 けやき公園につきましては、国分寺市になります。以上でございます。

 

(水口かずえ)

 昭和57年、昔なんですけれども、国分寺市と小平市の間で農林水産省家畜衛生試験場跡地の整備に関する協定書というのが結ばれています。これは破棄されたわけでもなく、今でも有効だということでよろしいんでしょうか。

 

(河原危機管理担当部長)

 現在の広域避難場所についての指定につきましては、そのような考えではなくてですね、現在のけやき公園の中の運動施設の工事は国分寺市が行っておりまして、国分寺市におきましてはですね、利用者の声や施設の課題等を踏まえて総合的に判断して適切に実施されておりますので、その中で指定したものでございます。以上でございます。

 

(水口かずえ)

 ちゃんとお答えいただいていない気がするんですけれども、昭和57年の協定書は今でも有効なんでしょうか。

 

(津嶋企画政策部長)

 今でも有効であるという認識でございます。

 

(水口かずえ)

 これまでに、この協定に基づいて国分寺市と協議をしたことはありますでしょうか。

 

(津嶋企画政策部長)

 確認できている中では、特に協議を行ったということはちょっと捕まえてはございません。

 

(水口かずえ)

 今回の改修について、国分寺市から何か連絡はあったのでしょうか。

 

(河原危機管理担当部長)

 こちらにつきましては、だいたい何年ぐらいからになるんですか。最近ということでしょうか。

 

 (水口かずえ)

 今回、国分寺市が今年5月から始めた運動場の改修について、国分寺市から小平市に何かお知らせはあったのでしょうか。

 

(篠宮文化スポーツ担当部長)

 国分寺市からは、オリパラの補助金を使って、国分寺市のけやきグラウンドを整備するということはうかがっておりました。

 

 (水口かずえ)

 その連絡を受けて、その後、小平市としては、特に何の対応というか回答もされなかったということでしょうか。

 

(篠宮文化スポーツ担当部長)

 回答というのは、特に、国分寺市が施工するものなので、特に、そこで小平市として グラウンド整備について要望等はしていないところでございます。

 

(水口かずえ)

 けやき公園は、小平市の広域避難場所でもあるわけですが、この広域避難場所というのは、小平市内にあと中央公園とか、6ヶ所ぐらいあるかと思いますが、このけやき公園はどれくらいの地域のどれくらいの市民が、ここを利用できることが想定されているんでしょうか 。

 

 (河原危機管理担当部長)

 広域避難場所でございますので、いっとき避難場所で、やはり危ないと感じたとか、この広域避難場所の近くに住んでいる方が避難する場所になります。だいたい火災の延焼から身を守るということで考えておりますので、一時的に待機する場所と考えておりますので、人数的なものについては、まあ、あの、面積が確保されていればよろしいという考え方でおります。以上でございます。

 

 (水口かずえ)

 今回の国分寺市の改修は、周囲にネットを張り巡らせて常時入れなくなるほかにも、もともと土のグラウンドだったので、30センチぐらい掘り下げてあったのですが、雨が降ったときにも雨がたまって下に浸透するような構造になっていたんですが、今回人工芝にするということで、アスファルトを敷いて、上に人工芝を敷くので、浸透性も失われるということで、水害の危険も高まるというような問題もあるかと思います。そんな形で小平市の広域避難場所として大きな影響を与える改修なので、小平市として小平市民を対象に広域避難場所の変更についてきちんと説明会をするなり何らかの説明をしていただけないのでしょうか。

 

(河原危機管理担当部長)

 広域避難場所につきましては、国分寺市も広域避難場所として指定しているものでございます。それに合わせて、小平市も行っておりまして、両市間において災害時の協定を締結して、両市民が使えるという形で指定したものでございます。そういうことで、指定をさせていただいたというものでございます。 

 

(水口かずえ)

 国分寺市の施設であって、小平市の避難場所でもあるということで、小平市として小平市民の安全性について考え、きちんと対応、説明等していただければと思います。今のは要望です。 

 

3.昭和57年3月に公表された「防災スポーツ公園・体育館の基本計画」、これはけやき公園のことですけれども、「近隣公園として、地域住民各層が日常的に利用できるレクリエーション機能を保障すべく計画化を図る」、「防災的配慮から原則として敷地内に柵を設けない」、「多目的運動場の外野は、災害時に運動場への多人数の避難を考え、ネットフェンスを設けない。」などと記載されています。けやき運動場の改修は、この基本計画の文言に反します。国分寺市と小平市との協定書には、「協定各事項に疑義が生じた時は、互いに誠実に協議し、決定する」とあります。国分寺市による改修は、「公園は一般開放とする」、「災害時の避難場所として、上水本町地域の市民も利用できるようにする」という協定事項に疑義を生じさせるものだと思いますが、小平市として国分寺市に協議を求めるべきではないのか、市の見解をうかがいます。 

 

(小林市長)

 国分寺市が実施するけやき運動場の改修工事に対する見解でございますが、当該改修工事は施設管理者である国分寺市において、利用者の声や施設の課題等を踏まえて総合的に判断し、関係法令に基づき適切に実施されているものと認識いたしております。市といたしましては、引き続き市民の方からご意見等があった場合には、国分寺市に対し市民の声を伝えるとともに、十分に説明を行うなど丁寧な対応に努めていただくよう要望してまいります。 

 

4. 2014年に米国で、人工芝の充填剤として使われるゴムチップが原因で、サッカー選手が癌になった可能性が報じられました。ゴムチップが古くなると微小な粉塵ととなり、選手に付着したり吸い込まれたりして癌を誘発した可能性が指摘され、米国環境保護庁は2016年に人工芝用ゴムチップの安全性に関して調査を開始しました。日本でも今年9月に公表された国立医薬品食品衛生研究所による「人工芝グラウンド用ゴムチップの健康リスク評価に関する研究」では、人工芝グラウンドの大気中に36種の揮発性有機化合物を検出し、ゴムチップから検出されたゴム添加剤や多環芳香族炭化水素類など74種の溶出試験などを行った結果、いずれも基準値以下で健康リスクは十分低いとしたものの、米国では調査研究が終了しておらず、新たな知見が公表された場合には、必要に応じて再検討することが望ましい、としています。人工芝の健康への懸念について、市はどのように認識していますか。

 

(小林市長)

 人工芝による健康への懸念でございますが、平成29年6月30日付で、厚生労働省の研究機構である国立医薬品食品衛生研究所から、人工芝グラウンド用ゴムチップの成分分析及びその発がん性等に関する研究結果について発表がされ、その中で人工芝、グラウンド上で競技する人や作業する人にゴムチップに起因する健康被害が生じたという科学学術報告は確認されていません、との報告書がまとめられています。市におきましては健康リスク等を含め、安全で安心してご利用いただくためにも、今後も人口芝生化の検討の中で、情報収集及び確認等を行いながら進めてまいります。

 

(水口かずえ)

 4番で人工芝にも化学物質による健康リスクがあるということで、子どもも使う場所ですので、慎重に検討をお願いしたいと思います。あとは環境の問題もあって、マイクロプラスチックなんですけれども、これは(パネルを見せて)大阪の方で大阪商業大学の原田禎夫准教授という方が大阪の淀川の河川敷の土をマニュアルに従って40センチ四方かける深さ5センチの砂を取って、それをどういうマイクロプラスチックが入っているかを分析した結果、これぐらいの人工芝と思われるマイクロプラスチックがあったという調査結果の写真です。

 このようにマイクロプラスチックが環境中に人工芝とかが出てしまうという問題があるんですけれども、神奈川県の方では、昨年夏、由比ヶ浜にクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、その胃からプラスチックゴミが出てきたことをきっかけとして、昨年9月かながわプラごみゼロ宣言を発表しています。それに続いて、昨年10月には鎌倉市、12月には京都府亀岡市がプラごみゼロ宣言をしています。小平市でも、このようなマイクロプラスチック削減に向けた取り組みはなさらないのでしょうか。

 

(岡村環境部長)

 人工芝との因果関係はちょっとわかりませんけれども、プラスチックの問題が、地球規模で生態系に危機を及ぼしているということは認識しておりまして、プラスチック全体の削減については、あらゆる取り組みを行っているところでございます。市としてできることといえば、適切に排出されたプラスチックゴミを資源化すること、また、ゴミとして排出されたものについては、適正な処理をすることでございまして、そのような取り組みに力を入れているところでございます。以上でございます。

 

5.市は小川西グラウンドの人工芝化を検討していますが、検討を開始した理由は何でしょうか。

 

(小林市長)

 人工芝生化の検討を開始した理由でございますが、人工芝生化により雨天時を含め利用が可能となることや利用後のグラウンド整備が容易になること、また、利用団体からの要望や周辺にお住まいの方から砂ぼこりの対策の必要性等を考慮して、より快適なスポーツ環境の整備や効率的なグラウンド管理を目的に、検討を開始いたしました。

 

6.小川西グラウンド(8,662 ㎡)の人工芝生化と、その維持管理には、どれくらいの費用がかかると見積もられるでしょうか。

 

(小林市長)

 小川西グラウンドの人工芝生化維持管理費でございますが、人工芝生化の改修工事費としては概ね1億8千万円程度、人工芝の耐用年数を概ね10年とした場合、部分補修などのメンテナンス費用として、10年間でおおよそ概ねでございますが、200万円程度かかると試算しております。

 

7.人工芝は、マイクロプラスチックの大きな原因とも指摘されています。昨年10月、環境ベンチャー企業の調査で、5ミリ以下のマイクロプラスチックが首都圏と大阪府内の11河川すべてで検出され、その4分の1が人工芝だったと報道されました。この報道を受け、国会でも初鹿明博衆議院議員が「河川敷のグランドに人工芝を敷くことを禁止すべきではないか」と質問し、「環境省が実態把握のための調査等の実施を検討しており、今後の取り組みは、その結果を踏まえ、必要に応じて検討する。」との答弁を得ています。今後、人工芝への批判が高まる可能性について、どのように認識していますか。

 

(小林市長)

 環境面における人工芝への批判に対する認識でございますが、マイクロプラスチックは、レジ袋やペットボトルなどの使い捨て容器、洗顔料、化学繊維など、発生源と疑われるものは複数存在し、人工芝敷設における発生影響については把握できていないことから、今後の実態調査結果等を注視してまいります。

 

8.人工芝に代わる方法として天然芝やグリーンダストは検討できないでしょうか。コストがどれくらい違うのか把握していますか。

 

(小林市長)

 天然芝やグリーンダストの検討でございますが、雨天時を含めた利用の拡大や維持管理コストなどを総合的に検討した結果、人工芝化が適しているものと考えております。天然芝への改修工事費として概ね2億円、年間の維持管理費等として概ね820万円程度かかると見込んでおります。グリーンダストに改修する試算は行っておりませんが、維持管理につきましては、小川西グラウンドは現在概ね年間600万円程度の費用がかかっており、同程度となると想定をいたしております。

 

(水口かずえ)

 8番に関してです。グリーンダストを指摘したんですけれども、周辺地域への砂埃はや運動場の使い勝手の問題は、グリーンダストでは解決できないのでしょうか。

 

(篠宮文化スポーツ担当部長)

 今回、人工芝を検討するにあたって、天然芝と人工芝、グリーンダストにつきましては、中央公園のサッカーグラウンドのところがそのような対応になっておりますが、比べる中で、天然芝なのか人工芝なのかという対比はしておりますが、今回様々な要因等を考慮して、人工芝を進めていくのがいいのではないかというところで、今、検討を始めたところでございます。

 

(水口かずえ)

 Jリーグは天然芝を推奨し、グラウンドや校庭の芝生化を応援する活動しています。Jリーグのホームページには、「生き物である芝生とのふれあいは命の大切さ、環境への配慮を考えることにもつながります。さらに、芝生は地域の人々の交流を活発にし、その絆を深める効果も秘めています。芝生の維持には、多くの人々の協力が欠かせません。そのための活動を通して会話が生まれ、共通の目的への仲間意識も芽生えます。芝生はまさに地域の交流のシンボルともなるでしょう」と書かれています。

 また、FC東京で活躍されている丹羽大輝選手も、温度上昇を抑制し、被災地の子どもたちが夏も快適に外で遊べるように、校庭や園庭に芝生を植える活動に取り組んでいます。天然芝は手間やコストがかかりますが、スポーツを楽しむ人と地域の人が協力して天然芝を維持する活動ができたら、素晴らしいと思います。

 コスト面でも、1億8千万なりを10年なりでまた張り替えるとしたら、年間天然芝の維持費用が800万円としても、長期的に見ればそんなに変わらないのではないかと思います。マイクロプラスチックなどの問題を抱える人工芝より、天然芝を検討していただけないでしょうか。

 

(篠宮文化スポーツ担当部長)

 今回、人工芝の検討に至ったところで、 市長答弁で申し上げた通り、体協(体育協会か)加盟団体からの要望も強くございまして、その中で人工芝が、管理のしやすさ等も考慮して、今、検討しているところでございます。今、検討業務委託というのを行っておりますので、様々な可能性を含めて考えていく必要があると認識しておりますが、現状では人工芝を最適と考え、今検討を進めている段階でございます。以上でございます。