水口かずえ一般質問全文 2023年3月定例会(2023/3/1)

 

一問一答 

(1) 市としてPFAS汚染対策に取り組むべき

(2) 小平市でも積極的に多文化共生の推進を


〇水口かずえ

 1番、水口かずえです。通告に従い、2件質問いたします。

 

 1件目、

「市としてPFAS汚染対策に取り組むべき。」

 多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会が行った多摩地域住民の血液検査で、発がん性が疑われ、第二のダイオキシンとも評される有機フッ素化合物、PFASが高濃度で検出されました。検査を受けた87人中74人の血液から、PFAS7種類で合計20ng/mlというアメリカでの指標値を超えるPFASが検出され、不安が広がっています。87人の多くは国分寺市民でしたが、私も含め小平市民も血液検査に参加しており、私の周辺で参加した小平市民全員から、2021年に環境省が実施した全国119人の血液検査での平均値、6.1ng/mlを超える濃度のPFASが検出され、上水本町6丁目に住んでいる方では、35ng/mlを超える方もいました。

 市民の不安に応えるために、市として取り組みができないかお聞きします。

 

  1. PFAS問題に関して、今年に入ってから市民からの問合せや意見、要望は寄せられていますか。あれば、件数と内容をお教えください。
  2. 市として市民の血液中のPFAS濃度の検査はできないでしょうか。
  3. 東京都水道局のホームページによると、昨年7月から9月に、小川給水所では20ng/l、上水新町2、3丁目に給水している国分寺北町給水所では6ng/lのPFOS及びPFOAが浄水施設出口での水質として検出されています。これらの値は、日本で設定されているPFOSとPFOAを合わせて50ng/lという基準値よりは低いものの、アメリカで昨年6月に示されたPFOSは0.02ng/l、PFOAは0.004ng/l以下という水道水の目標基準値より高い値です。また、2020年3月以降、地下水の取水が停止された東恋ヶ窪配水所からの水のPFOSPFOAの濃度は5ng/l以下となっています。小川給水所や国分寺北町給水所でも地下水の取水は停止するよう東京都に求めるべきではないでしょうか。
  4. PFASへの対応について、東京都とどのような情報共有を行っていますか。
  5. 令和3年度小平市一般会計決算附属書類では、飲用に供する井戸等への検査件数についての記載がありますが、市内の飲用井戸について市としてPFASの検査をするべきではないでしょうか。
  6. 市内の震災対策用井戸の数と、その水質検査項目にPFOSとPFOAを加えることはできないかお答えください。

 大きい2件目です。

「小平市でも積極的に多文化共生の推進を。」

 東京都の統計では、小平市の外国人人口は、令和3年、令和4年は減少しましたが、今年1月1日現在では5,458人と過去最多になりました。

 総務省が平成18年に公表し、令和2年9月に改定した地域における多文化共生推進プランは、市区町村に多文化共生の推進に関する指針、計画の策定を求めています。市は、今年3月までに策定予定の文化スポーツ推進計画の素案で、施策10として多様性への理解と多文化共生社会づくりを掲げました。多文化共生推進に向けての取り組みをお聞きします。

 

  1. 小平市文化スポーツ推進計画素案について。
    • (1)素案への意見募集で集まった意見の件数と、そのうち文化芸術の施策10についての意見の数と主な内容は。
    • (2)素案をつくるに当たって、外国籍の方の意見は収集しましたか。収集していない場合はその理由をお教えください。
    • (3)施策10では、外国人住民も地域のコミュニティに関わることで、相互理解を深めていきます、多文化共生の推進のための調査や、庁内外で連携しやすい環境の整備を図ることを検討しますとありますが、外国人住民も地域のコミュニティーに関わるための方策や、多文化共生の推進のための調査、庁内外で連携しやすい環境の整備としてどのようなことを想定しているのかお教えください。
    • (4)東村山市では、多文化共生推進プランを平成26年2月に策定し、同年10月に多文化共生推進プラン推進等協議会を設置しました。現在、同協議会は、学識経験者を会長として、国際交流関係団体から4人、外国籍市民3人、公募市民2人の計10人で、プランの推進や見直しについて年5回程度協議しています。また、新宿区多文化共生まちづくり会議や練馬区国際交流・多文化共生事業推進連絡会も、学識経験者や外国人を含む区民委員、多文化共生の活動団体や日本語教室の代表、商店会など地域団体の代表などで構成され、年に1回から6回程度開催されています。小平市でもそのような協議会をつくることから始めてはいかがでしょうか。
  2. 小平市国際交流協会(KIFA)が昨年度末に市長宛てに提出した多文化共生に関する提言では、多文化共生に必要な取り組みとして、外国籍住民への生活支援(生活相談及び情報提供等)や防災支援、市民一人一人が外国籍住民への差別や偏見をなくす啓発活動等が挙げられました。市はこれらの提言にどう対処しますか。
  3. 東村山市は、市民相談・交流課で外国語での相談を週4日から5日受け付けていますが、小平市には外国籍住民向けの相談窓口がありません。出入国在留管理庁は、在留外国人の在留手続、雇用、医療、福祉、出産子育て、子どもの教育等の生活に関する相談を多言語で受けるワンストップの一元的相談窓口の設置、拡充及び運営に必要な経費を交付する外国人受入環境整備交付金を設けています。小平市もこの交付金を活用し一元的相談窓口を設置してはどうか。
  4. 新宿区では、新規に住民登録する外国人に行政や地域の情報を提供する新宿生活スタートブックを多言語で発行しているほか、町会自治会の活動を知ってもらうためのパンフレットを英語、中国語、韓国語、日本語ルビつきで発行しています。小平市に新規に住民登録する外国人向けにKIFAを案内するチラシなど、生活情報を多言語で提供できないか。
  5. 災害時の外国人対応について。
    • (1)災害時に語学ボランティア等を派遣するよう津田塾大学と災害協定を結んでいますが、何人くらいのボランティアをどこに派遣するようになっているのか、協定の内容をお教えください。
    • (2)練馬区では、災害時に取るべき行動や日頃からの備えについてまとめた防災の手引きの外国語版(英語、中国語、韓国語)を作成、配布しているほか、外国人向けの防災講座を開催しています。府中市でもやさしい日本語での外国人向け防災ガイドを発行しています。小平市でも外国籍住民への防災支援として同様の取り組みをできないでしょうか。
  6. 国民健康保険税に関する取り組み。
    • (1)国民健康保険税では、外国人の滞納の方の割合が比較的高いとのことです。国民健康保険に加入している外国人の人数、国民健康保険税の滞納者数と、そのうち外国人の人数をお教えください。
    • (2)滞納者への対応として、督促状を出した後に電話催告、訪問催告を行い、それでも納付されない場合は催告状、差押え警告書を出し、差押えに至るという流れかと思います。それぞれの段階での外国人の人数をお教えください。
  7. 外国籍の子どもの就学や就園等教育について。
    • (1)市内の外国人のうち、小・中学校の学齢期の子どもの人数と市立小・中学校に就学している子の人数、就学していない場合の理由が分かればお教えください。
    • (2)市立小中学校の児童・生徒に対する日本語学習支援は、何人の講師で、何人に対して、どんな頻度で行っているか。
    • (3)KIFAの子ども日本語教室や市民ボランティアが市内の公民館で行っている日本語教室を市として支援できないか。
    • (4)新宿区では、外国人向け保育園のしおりを英語、中国語、韓国語で発行しているが、小平市でも必要ではないか。
    • (5)令和4年度一般会計補正予算(第2号)に入った外国人向け幼稚園等、多様な集団活動事業の利用支援の実施状況は。

 以上2件、自席にて再質問いたします。

 

〇市長(小林洋子)

 水口かずえ議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、市としてPFAS汚染対策に取り組むべき、の第1点目の有機フッ素化合物に関する市民からの問合せ等の件数でございますが、本年1月末の報道以降、先月20日時点で18件寄せられております。内容でございますが、多くが水道水の安全性に関するものであり、そのほか血液検査や国や東京都への対策の要望に関するものでございます。

 第2点目の血液検査の実施でございますが、有機フッ素化合物につきましては、そのリスクに関する評価が現在も世界的に定まっておらず、国においても血液中の濃度に係る基準値や目標値等は設定されておりません。このような状況もあり、市では血液検査を実施する予定はございません。

 第3点目の小川給水所及び国分寺北町給水所における地下水の取水停止に係る東京都への要望でございますが、当該給水所での濃度につきましては、世界的にも厳しい水準に設定されている日本での暫定目標値を下回っており、東京都においても問題はなく安心であるとの見解を示しております。また、東京都では、給水栓において暫定目標値を超過または超過するおそれがある場合には、有機フッ素化合物の濃度が高い井戸からの取水を停止するなどの対応を既に行っていることから、現時点では、市として要望を行うことは考えておりません。

 第4点目の東京都との情報共有でございますが、東京都が公表している水道水の水質検査結果や対応状況及び水質測定計画に基づき実施している地下水の水質測定調査の概要などについての情報提供を受けております。

 第5点目の飲用に供する井戸等への有機フッ素化合物に係る水質検査の実施でございますが、保健所設置市である八王子市及び町田市を除く多摩地域24市では、専用水道や飲用に供する井戸等の施設における飲用水の衛生管理状況の確認等の事務を東京都に委託しており、東京都が当該事務において実施する水質検査につきましては、検査項目に有機フッ素化合物も含まれております。また、専用水道等の施設における飲用水の衛生管理につきましては、施設の設置者が行うこととなっているため、すべての飲用に供する井戸等を対象に市が水質検査を実施することは考えておりません。

 第6点目の市内の震災対策用井戸の数でございますが、先月末時点で109基でございます。水質検査項目へのPFOS、PFOAの追加でございますが、現在実施している水質検査は、震災対策用井戸として指定させていただくための条件の一つとして、東京都が定める飲用に供する井戸等の衛生管理指導要綱に準拠し、水道法に基づく水質基準のうち、定期的に実施することが望ましいとされる11項目及び発がん性物質に関する項目について確認を行うものでございます。したがいまして、現時点でPFOS、PFOAを検査項目に追加することは考えておりませんが、引き続き国や東京都の動向を注視してまいります。

 

 次に、小平市でも積極的に多文化共生の推進を、のご質問にお答えいたします。

 第1点目の一つ目の素案への意見の件数でございますが、意見は3件で、内容はすべて文化芸術施策10の多文化共生に関するものでございます。主な内容といたしましては、民間団体や個人からの意見や要望を行政に反映させて、多文化共生の推進を図る協議会等の設置や、多文化共生そのための実態調査の実施に関することでございました。

 二つ目の外国籍の方の意見の収集でございますが、小平市国際交流協会のヒアリングを通じて、外国籍の方の意見の収集を行っております。

 三つ目の施策10の事業内容の想定でございますが、今後、計画期間内において具体的な取り組みを検討してまいりますが、現在のところ、外国人の方を対象とした意識調査の実施や、庁内への多文化共生の推進に向けた事業の進捗状況の確認等を想定しております。

 四つ目の協議会の設置でございますが、現時点では設置の予定はございませんが、来年度から始まる小平市文化スポーツ推進計画の取り組みの中で、他市の取り組みについて研究してまいります。

 第2点目の多文化共生に関する提言でございますが、この提言は、小平市国際交流協会が法人化に当たり、多文化共生への協会の方針を示したものと認識しております。提起されている事項につきましては、庁内の各担当部署にて個別に取り組んでおります。今後も引き続き、小平市国際交流協会と連携して、必要に応じた対応を行ってまいります。

 第3点目の交付金を活用した一元的相談窓口の設置でございますが、小平市国際交流協会において外国籍の方の相談を受け付けており、市の窓口などで分からない専門的な相談内容に関しましては、個別に関連する機関へつないでいることから、現在のところ、交付金を活用した一元的相談窓口を設置する予定はございません。

 第4点目の転入手続を行う外国人の方への生活情報の多言語での提供でございますが、新規に住民登録した外国人の方が、小平市国際交流協会のホームページの生活情報等を見ることができるように、チラシの配布方法等について検討してまいります。

 第5点目の一つ目の津田塾大学との災害協定の内容でございますが、学校法人津田塾大学とは、平成22年1月に災害時における語学ボランティア活動に関する協定を締結しており、小平市の区域内に災害が発生または発生するおそれがある場合において、語学ボランティアが必要であるときは、語学ボランティア派遣の協力要請を行うものとしております。なお、災害の規模や被害の状況等により協力要請の内容が異なることから、具体的な派遣先や人数などは定めておりません。

 二つ目の外国人の方向けの防災の手引の作成や防災講座の開催でございますが、小平市国際交流協会では、多言語での小平防災という冊子を作成しており、毎年、防災に関するイベントを行っております。

 第6点目の一つ目の国民健康保険に加入している外国人の方の人数でございますが、本年1月末時点で2,162人でございます。また、国民健康保険税の滞納者数は、昨年5月末時点で3,399人で、そのうち外国人の方は678人でございます。

 二つ目の督促状を出してから差押えまでの各段階での外国人の方の人数でございますが、外国人の方のみを特定して把握することは困難でございます。

 第7点目の三つ目の日本語教室に対する支援でございますが、小平市国際交流協会事業の子ども日本語教室につきましては、毎年補助金を支出し、支援しております。市民が有志で行っている日本語教室につきましては、現在のところ支援の予定はございません。

 四つ目の外国人向け保育園のしおりの発行でございますが、外国語での対応が必要な保護者から保育園への入園等の相談があった場合には、必要に応じて小平市国際交流協会の支援を受けております。お困りの保護者には個別にきめ細かな対応を行っており、現在のところ外国語版の発行は考えておりません。

 五つ目の多様な集団活動事業の利用支援の実施状況でございますが、現在、施設から補助対象施設としての基準適合審査申請を受けている段階であり、今後、施設を通じて在籍児童の保護者からの申請を受け、施設の利用状況と利用料の支払いを確認した後に補助金を支給してまいります。

 第7点目の一つ目及び二つ目につきましては、教育委員会から答弁申し上げます。

 

〇教育長(古川正之)

 第7点目の一つ目の市内の外国人のうち小・中学校の学齢期の子どもの人数でございますが、昨年5月1日現在の住民基本台帳に記載されている人数は、学齢児童が139人、学齢生徒が49人でございます。また、市立小・中学校に就学している子どもの人数でございますが、学齢児童が110人、学齢生徒が25人でございます。市立小・中学校に就学していない場合の理由でございますが、私立の小・中学校やインターナショナルスクールなどに在籍している場合、住民登録はあるが日本に在住していない場合などがございます。

 二つ目の小・中学校の児童生徒に対する日本語学習支援でございますが、本年2月1日時点で、小学生26人、中学生10人に対して、10人の講師で週1回から2回程度、在籍校で個別に指導を行っております。

 

〇水口かずえ

 では、1件目から再質問させていただきます。

 PFASに関してです。18件、今年に入って問合せ等があったということです。18件のうち、市に対して検査や対策等実施を求める要望や意見があった場合、その内容をお教えください。

 

〇環境部長

 市に対するご質問とか内容でございますけれども、18件のうち、お一人で複数の意見を申される方もございまして、水道水への安全性に関するものがまず13件ほどございました。

 そのほか、血液検査につきましては、市で実施するのか、どこで受けられるのかといった内容がございました。これは国分寺市の医療機関で行った検査について、国分寺市が実際行ったのではなくて、市民団体の方であるとか専門家の方等で行った検査について、国分寺市でやったというふうな考えをお持ちになっていたようで、小平市でもやるのかといったご相談などもございました。

 また、東京都や国に対して対策をきちんと行ってほしいという声を市としても届けてほしいというようなご意見もございました。

〇水口かずえ

 問合せの中に、先日、2月20日の沖縄タイムスで、沖縄県内6ヶ所の米軍施設で、PFASを含む泡消火剤関連の貯水槽や地下貯水槽、消火設備などが2026年までに撤去されることが分かったという報道があったんですけれども、PFASの原因として疑われている横田基地に対して調査を求めるような意見とかはなかったでしょうか。

 

〇環境部長

 ご質問の中では、新聞の報道が、横田基地が原因ではないかといった報道もございましたので、そういった影響もあるのかといった内容のものが1件ございました。

 

〇水口かずえ

 また、令和2年6月には、環境省と厚生労働省が発行したPFOS及びPFOAに関する対応の手引きで、PFOSは、有害性や難分解性等の性質を有することから、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律で製造や製品への使用が禁止されていますけれども、市中に残存する製品があるとして、PFOSを含有する消火器等の取扱い及び処理についての注意喚起を参考として掲載しているものがあります。消火器等に関しての問合せ等はありましたでしょうか。

 

〇環境部長

 資源循環課のほうに、一般的な消火器の処分についてのご質問等は月に数件ございますけれども、PFOSに関する消火器のお問合せ、含有しているかどうかとか、そういったお問合せについては、これまで来ていないところでございます。

 

〇水口かずえ

 市民からは、東京都や国に対する要望をしてほしいみたいな意見もあったということです。市として何か、今回の問題を受けて要望等するということは考えられますでしょうか。

 

〇環境部長

 これまでに市長会においては要望を上げておりますので、引き続きそういった機会を捉えて要望していくことになると考えております。

 

〇水口かずえ

 市長会で上げた要望の内容をお教えください。

 

〇環境部長

 市長会の要望についてでございますけれども、予算要望する中で、検査の実施であるとか、そういった内容を要望しているところでございます。

 

〇水口かずえ

 市民からは、血液中のPFASの濃度の検査についても市としてできないかというような要望があったかと思います。ご答弁をお聞きすると、国等が血液中のPFAS濃度等について基準を定めれば、検査の実施も検討できるということでしょうか。

 

〇環境部長

 基準値が定まっているかどうかといいますよりも、地下水のPFOS、PFOAの浸透といいますか、含まれているものが都内の広域に広がっているところがございます。そういったところから、地下水の検査というのを小平市内だけでやっても、その原因究明というのはなかなか難しいというところもございまして、広域的にやる必要があると考えております。

 

〇水口かずえ

 3番目に移ります。東京都水道局のホームページに掲載されている令和4年度多摩地区検査結果には、令和2年7月に小川給水所の原水から280ng/lのPFOS、PFOAが検出されたため、有機フッ素化合物の濃度が高い井戸の運用を停止するなどの対応を行ったと書かれています。東京都水道局のホームページによると、小川給水所には13本の水源井戸があるということのようですけれども、現在、何本の井戸があり、何本が停止されているということでしょうか。

 

〇環境部長

 小川給水所の水源井戸13本のうち、その原因とは別に、老朽化等の原因で以前から休止していたものが4本ございます。それを除いた9本の水源井戸のうち、令和2年7月の検査におきまして濃度の高い3本を停止したとうかがっております。

 

〇水口かずえ

 そうすると、まだ6本ぐらいは、井戸から水が揚げられているということかなと思います。

 東京都のホームページで、令和4年度多摩地区検査結果というのを見ると、昨年の9月から12月時点で浄水施設が工事のため停止中という表示になっているんですけれども、これは、停止されているのは一部あるけれども、現在6本は使われているという、そういう理解でしょうか。

 

〇環境部長

 現在、6本が使われているということでございます。

(※後に訂正発言があり、現在はこの6本も停止と判明)

 

〇水口かずえ

 基準値以下、微量であるといっても、PFOS、PFOAというのがすごく生物蓄積性が高くて、少しずつでも体の中にたまっていくというところがすごく不安を感じるところです。

 東恋ヶ窪配水所は、高濃度でPFASが検出されたために井戸を完全に停止して、現在は、東恋ヶ窪配水所からの水は、検出限界以下のPFASになっているという現状だと思います。やはり東京都に対して、微量であるとしても、不安に応える意味で、地下水の揚水はしばらく停止してほしいという要望をすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 

〇環境部長

 今現在、東京都では、水道局において、水道水における有機フッ素化合物につきましては、東京都水道局で万全の対応を取っております。水道水におけるPFOS、PFOAについては暫定目標値を下回っており、問題ありませんのでご安心くださいという報道が流れております。水源井戸、高濃度のものについては止めていて、それに対して別の浄水所からの水とかをブレンドして出しておりますので、給水される給水口、蛇口では、十分な数値になっていると聞いておりますので、現状では市のほうから要望する予定はございません。

 

〇水口かずえ

 基準値以下といっても、やはり市民としては不安を感じるというのはあるかなと思います。

 大きい5番目なんですけれども、飲用に供する井戸等というのが、令和3年度小平市一般会計決算附属書類で、4ヶ所に立入検査をして、2ヶ所に水質検査をしたという記載があります。これは、先ほどのご答弁だと東京都が検査をしているということかと思いますけれども、小平市内に飲用に供する井戸等というのが何本あるのか把握していらっしゃいますでしょうか。

 

〇環境部長

 先ほどの小川浄水所での井戸の使用本数でございますが、今、東京都のほうで確認が取れましたところ、今、残りの6本の井戸についても工事中ですべて止めているということでございます。大変申し訳ございませんでした。(※前の部分の訂正発言)

 また、専用水道等事務委託における対象となる専用水道の施設について、飲用に供する井戸につきましては43ヶ所となっております。

 

〇水口かずえ

 先ほどに戻りますが、では6本すべて停止されているということですね。表示を見ると、工事のため停止中となっていて、工事が終わったらまた再開するのかなみたいな感じもするんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

 

〇環境部長

 そこは確認は取れておりませんが、今現在はすべて、東村山浄水場からの水で賄われているという情報でございます。

 

〇水口かずえ

 それは、工事のためというより、PFASに対応するためということなんでしょうか。

 

〇環境部長

 工事中ということで6本止まっているということで、ほかの6本の井戸につきましては、微量ですけれども、若干今までは検出されていたという状況でございますが、今現在は工事中で6本とも止まっているということでございます。

 

〇水口かずえ

 飲用の井戸に戻ります。43ヶ所ぐらい飲用に供する井戸というのがあるということで、井戸水を今まで飲んでいた方々はとても不安というか、問題だと思いますが、これを、東京都が何本か調査しているということですけれども、お金を出しているのは市というふうになっているかと思います。これは東京都がやるのではなく市でやるというふうにできないんでしょうか。

 

〇環境部長

 こちらは、保健所を有していない24市1町で委託をしておりまして、検査機関が東京都にあるとか、そういった条件が整っているところもございます。もともと水道局自体が東京都が管理していたということもありまして、市から委託しているということになります。これは各市でやるということになりますと、かなり負担が大きくなりますので、24市1町で委託をまとめてしているというものになります。

 

〇水口かずえ

 6番目に移ります。震災対策用井戸です。これは109基登録されているということで、震災対策用井戸というのは、今は生活用水とされていますけれども、令和3年までは飲用ということになっていたと思います。震災対策用井戸の水を飲用していらっしゃるという可能性もあるのではないでしょうか。

 

〇危機管理担当部長(秋田淳一)

 飲用に供する井戸につきましては、東京都が指導要綱に基づき対応しておりますので、市のほうでは把握しておりません。

 

〇水口かずえ

 震災対策用井戸は市のほうで検査をしているということですね。市で検査しているので、飲用している可能性もあるのではないかと思います。そういう井戸に対して、市としてPFOS、PFOAの検査をきちんとして、その結果を持ち主に知らせるということは必要なことではないかと思います。

 例えば、水道事業を東京都に移管していない武蔵野市や昭島市、羽村市では、独自に水源の井戸等を調査し、結果をホームページで公表しています。小平市でもPFOS,PFOAの検査を独自にやることはできないことではないと思いますが、震災対策用井戸に関してPFOS、PFOAの検査していただけないでしょうか。

 

〇危機管理担当部長

 東京都の飲用井戸に関する指導方針では、個人で設置している飲用井戸につきましては、所有者において維持管理を行い、水質検査を実施することが基本であるとされております。なお、仮に井戸が汚染されていた場合には、飲用は水道水を使用するといった助言がされるとも伺っております。

 また、震災対策用井戸につきましては、あくまでも大規模な災害が発生した際に、応急的に生活用水を確保するために、衛生状態などを把握するために水質検査を実施しているものでございますことから、現段階においては、PFOS、PFOAを検査項目に追加することは考えておりません。

 

〇水口かずえ

 多摩地域でも、府中市、国分寺市、小平市あたりが汚染が高い地域になっているかと思います。小平市民の間でかなり不安が高まっていますので、市として市民の不安に応える独自の調査など、ぜひやっていただきたいと思います。

 

 2件目に移ります。多文化共生です。

 3件、素案に対して意見が来たということでした。協議会の設置や実態調査ですね。この辺の意見は計画の中に反映されていくのでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長(川上吉晴)

 多文化共生に当たりましては、多岐にわたる分野でもありますので、これについては、今後、私どもにおいても横断的に取り組むということになります。まず、庁内の連携体制あるいは多文化共生に関する他市の知見やらノウハウ、そういったものの活用について考えていくということでございまして、いろいろご提言をいただきましたけれども、今後、多文化共生の推進に係る事項として、本計画におきましてそれぞれを推進していく際の参考意見ということにさせていただいているものでございます。

 

〇水口かずえ

 参考としていただいて、ぜひ実際に施策に取り入れていっていただければと思います。

 (2)で、外国籍の方の意見、KIFAとの交流を通じて収集したということですけれども、どういう国籍の方、何人ぐらいからどんな意見を聴取したんでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 今回のヒアリングにつきましては、小平市国際交流協会の事務局に確認をして、その方とオンラインによるヒアリングという形で行わせていただきました。

 内容としましては、言葉が分からなくてもスポーツ、文化を通じてコミュニケーションを取るという機会、そういったものになっているという現状を踏まえて、今後ともこういう取り組みを推進していくということ。また、他団体との連携というところで、日本語を教える機会を増やしていただきたいというようなご意見。また、これは市に対する提言にもありましたけれども、多文化共生の担当部局の設置。また課題としては、交流を行う場所が小平市国際交流協会に集中しているので、もう少しほかの施設を活用できないかという話。また、多文化共生の認知度を上げていくということも課題であると。コミュニケーションの場をつくれるといい、そのようなご意見をたくさん頂戴してございます。

 

〇水口かずえ

 KIFAの事務局の方とオンラインで話したということで、実際の外国籍の方の直接ご意見を開くということができなかったのかなと思います。

 前回、一昨年の定例会で同じようなことをお聞きしたときに、基本方針を策定する際には、外国人の方にヒアリングを行うなど意見収集を行ったり、アンケートを行うみたいなご答弁があったんですけれども、その辺が実現されなかったのはなぜでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 まず、今回私どものこの計画策定に当たりましては、多文化共生に取り組むという姿勢を表したいということで、施策のほうに入れさせていただきました。その際に、どのようなニーズがあるか等々、いろいろ把握するということも考えたわけですけれども、まず、私どもが今行っている事柄について一通りまとめてみようと考えておりまして、併せまして他市の取り組みなども、いろいろ先進的に行っているところとかもありますので、そういったことの状況を把握していこうということでございます。

 また、小平市国際交流協会も、今後様々力を入れていくこともあると聞いておりますので、今回については、まず一旦、この計画の中で多文化共生に対する取り組みを進めていきますということを掲げて、その上で、私どもの課題整理をする中で、外国人を対象にしたアンケートで、ニーズ等あるいは困り事等の把握ができるかということで、今後検討していければと考えております。

 

〇水口かずえ

 今後アンケート等をやられるようなお答えだったかと思うんですけれども、いつぐらいにそれはやる予定でしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 現時点でまだいつということは決まっているものではありませんけれども、必要な項目の洗い出しに関しましては、早速準備は進めていきたいと考えております。

 その中で、先ほど申しましたような庁内の状況の確認だとか他市の取り組み状況などを把握する中で、項目の設定について確認し、また小平市国際交流協会にも、どういった項目がふさわしいかというような確認を、事務的な作業になりますけれども、進めていければと考えております。

 

〇水口かずえ

 ぜひよろしくお願いします。

 庁内でどういう取り組みができるかを確認するというか、調べるみたいなご答弁があったかと思います。多文化共生の素案の中では、所管課として、小・中学校における多様性の理解のところでは指導課小平市国際交流協会との連携で市民協働・男女参画推進課など名前が挙がっていますけれども、ここだけに限らず全庁的に、外国人の方、多文化共生のためにどういうことができるかを調査するみたいなことでよかったでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 今まで一元的に確認をしたことがなかったものですから、このあたりは、どういう取り組みが行われているかということを幅広く捉えて、関係各課、今想定しているところ以外でも、何らかの関わりがあるのであれば、それについても情報を集めていく必要があると考えております。

 

〇水口かずえ

 ぜひお願いいたします。

 (4)協議会についてです。他市の事例など研究していくということですけれども、研究だ

けにとどまらないでほしいなと思います。プランが今後10年間になっていますけれども、その

間には協議会も設置されるというようなことでよろしいでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 具体的な言及をする段階ではないというふうな捉え方をしてございます。まず、他市の先進的な取り組み状況はどうかというところを確認してみたいと思います。近隣でしたら東村山市で活動の実績があるということを把握しておりますので、そういう情報に関しては把握することは可能かなと思っております。その中で、我々としての課題設定の中で、協議会というものの設置がいいのかどうかということも含めて、判断する必要があると考えております。

 

〇水口かずえ

 やはり施策を進めていくためにこういう協議会みたいなものがあると、見直し、推進ができると思うので、ぜひそこは前向きに検討していただきたいと思います。

 相談体制についてです。現在、外国人の方が相談したいときに、KIFAに行くという場合が多いかと思うんですけれども、KIFAのホームページを見ても、KIFAの活動目的の中に、多文化共生の推進、国際交流国際理解に関する事業、情報収集、調査研究及び広報などが書かれているんですけれども、外国人の方からの相談受付ということは書いていません。実際、KIFAに相談が来ていますけれども、年間の予算が2,200万円ぐらいで、大々的に相談受付しますと言えるような状況ではないと思います。

 その辺、出入国在留管理庁というのが、小平市は5,000人以上、市内に外国人がいるので、1,000万円ぐらいを10分の10の補助率で一元的窓口設置に補助をもらえるという可能性があります。運営についても半額補助だけれども、自治体分は地方交付税措置が講じられるとかも書いてあります。実績を見ると、新宿区とか、練馬区とか、西東京市とか、八王子市とかが、この交付金を得て相談事業をやっているようです。これはぜひ活用して、民間に委託でもいいとなっていますので、KIFAに例えば窓口を設置して、その運営もKIFAでやるというようなことも可能かと思います。これはぜひ検討していただけないでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 出入国在留管理庁に外国人受入環境整備交付金というものがありまして、これの中を見ますと、外国人の方が5,000人以上いる場合には、交付額1,000万円ということで示されております。これに必要な窓口体制の整備、体制の拡充、どういったことが必要かというところの洗い出しがまず必要なんだろうと思います。小平市国際交流協会とも情報交換する中で、その必要性を確認するとともに、こういった交付金が使える可能性があるものかどうなのかということに関しては、今後、小平市国際交流協会と意見交換をしていければと考えております。

 

〇水口かずえ

 ぜひ前向きにご検討いただければと思います。

 4番目です。市内にいらっしゃる外国人の方にKIFAの存在をもっと知ってもらうということも重要だと思います。文化スポーツ課のほうで、KIFAって何というチラシを作っていらっしゃるんですけれども、白黒でA4で、そんなに魅力的ではないなと思います。

 先ほど、QRコード入りのKIFAのチラシを作って配布するみたいなご答弁があったかと思いますが、新しくチラシを作ってそれを配布するということでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 具体的なところまでは、まだ至っておりませんけれども、小平市国際交流協会のホームページの生活情報が見られるような形で、チラシの配布、あるいはQRコードのようなもので情報にたどりるかどうか、こういうことに関して検討していければと考えております。

 

〇水口かずえ

 現在、外国人の方が住民登録するときに、ごみの出し方については多言語でのパンフレットがもらえるということなんですけれども、そこでKIFAを紹介するようなチラシも多言語で、外国人の方が住民登録するときにお渡しできればいいと思いますが、そういうことは検討していただけますでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 転入の際には様々な配布物を配布するようなことになっております。その中で、外国人が転入するに当たって、必要な情報がどんな形でお伝えできるかということに関しましては、市民部とともに、どんな形ができるものか調整をしていきたいと考えております。

 

〇水口かずえ

 ぜひ情報提供、よろしくお願いします。

 災害時なんですけれども、津田塾大学と協定を結んでいるということなんですが、津田塾大学側がどういう体制を組んでボランティアを派遣するのかとかは、確認していらっしゃるでしょうか。

 

〇危機管理担当部長

 語学ボランティア派遣の流れということでよろしいでしょうか。まず初めに、市のほうから必要な言語等を示し、語学ボランティアの派遣を要請いたします。

 その後、津田塾大学は、事前登録されている学生語学ボランティアの中から、対応可能な登録者を選出して派遣していただけるということです。派遣された学生につきましては、災害時外国人支援センター、こちらは小平市国際交流協会が事務局になりますが、そこで受付を行い、派遣先等の調整を経て避難所に行き、外国人の支援に当たるということになっております。

 

〇水口かずえ

 登録している学生たちがいらっしゃるということですね。

 やはりふだんから情報交流とかがないと、なかなかいざというときにすぐ動けないのではないかなと思います。例えば、市が行う総合防災訓練のときなどにお声がけして参加してもらうとか、そういうことも検討してはいかがでしょうか。

 

〇危機管理担当部長

 相手があることですから、私だけで決められないんですが、もし協力いただけるなら参加していただきたいと思います。

 

〇水口かずえ

 ぜひご検討ください。

 次に、国民健康保険です。国民健康保険加入、外国人の方2,162人、登録している外国人の方が5,458人ぐらい今年1月1日でいるので、3,300人ぐらいの方は国民健康保険には加入していないということだと思います。いろんな保険がほかにもあるかもしれないですけれども、無保険じゃないかという心配がある方もいらっしゃると思います。その辺は市として確認はできないでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 すべての方に保険証を確認しているわけではありませんので、基本的には、会社の保険等がなければ国民健康保険に入っていただくということが流れになろうかと思います。この辺の情報については把握するすべはないというのが実態でございます。

 

〇水口かずえ

 国民健康保険の場合の滞納の方の中での外国人の方の割合が高い。計算すると20%ぐらいが外国人の方になるのかなと思います。督促状とかを出されることになっているんですけれども、この督促状とか催告状というのは日本語だけなんでしょうか。

 

〇市民部長(柳瀬正明)

 滞納されている方については、まず督促状を発送することになるわけですけれども、この督促状というのは、内容が、督促の文言と一緒に、その督促状をもって納付できるように納付書がついております。これを圧着式のはがき大のサイズでお送りしているんですけれども、そんなことで、納めることができる金融機関とか様々な情報が小さい字でたくさん載っておりますので、なかなか外国語もというところは難しいものでございます。

 もう一つ、催告書がございます。これは封書で中に文書を封入して発送するものでございますけれども、こちらについては、封筒とそれから中に入っている催告の文書、ここには短いですけれども英文の表記が併せてされております。

 

〇水口かずえ

 なかなか分かりにくいことが多いのではないかと思います。

 外国籍の方が住民登録するときに、健康保険について英語で解説するようなものをお渡しするのがいいのではないかと思いますが、そういうことは検討していただけないでしょうか。

 

〇文化スポーツ担当部長兼健康保険担当部長

 健康保険制度は日本固有の制度ということもありまして、外国の方にはなかなか理解することが難しいという制度でもあるかと思います。どんな形での周知が適当なのかということに関しましては、他の自治体の例も参考に研究を進めていきたいと思います。

 

〇水口かずえ

 お願いします。

 次、教育に移ります。学齢児童学齢生徒がいて、市立の学校に行っていないお子さんたちもいる。インターナショナルスクールとか私立の小・中学校に行っているんじゃないかということですけれども、調査はどのような形で調査をされているんでしょうか。

 

〇教育部長(白倉克彦)

 調査につきましては就学状況把握という調査でございまして、こちらにつきましては、自宅に訪問した上で状況を確認するというものでございます。ただ、不在等で会えなかった場合は、ポスト等があった場合、その旨を通知して戻ってくるというようなもので、1回だけやっているような調査でございます。

 

〇水口かずえ

 一応訪問して、でも不在の場合は紙か何かを置いてくるとおっしゃったんですか。不在で確認ができなかったというお子さんは何人ぐらいいらっしゃったんでしょうか。

 

〇教育部長

 実際には、令和4年5月1日の段階では、12人が就学状況が把握できていなかった状況ございます。その後、調査をしましたのが令和4年11月24日になるんですけれども、それまでの間に3人の方の就学状況が分かりまして、実際、調査時に改めて3人の方が分かりました。最終的には6人の方が把握できないという状況でございます。

 

〇水口かずえ

 数年前、文部科学省の調査で、結構不就学の外国籍のお子さんもいるみたいな調査結果が出ていましたので、6人の方はどういう状況なのか分からないですけれども、1回のみじゃなくて、なるべく丁寧に確認をしていただければと思います。

 

〇議長(松岡あつし)

 以上で水口かずえ議員の一般質問を終了いたします。